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片山法律事務所

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忙しいのにお金が残らない?厳しい塗装業界の現実。

破産・廃業・借金

 「仕事はある」

「現場も回っている」

 

それでも、お金が残らない・・・。

 

塗装業の個人事業主の方から、こういうご相談がありました。

 

塗装業というと、

 

・職人仕事

・手に職

・技術で稼ぐ

というイメージがあります。

 

しかし実際には、

原油高の影響を強く受ける業種です。

 

塗料はほぼ石油製品です

 

塗装業のコストの多くは、

塗料

シンナー

下地材

防水材

こうした材料です。

 

そしてこれらは、ほぼ石油由来、つまり、原油が上がる=材料費が上がるという構造です。

 

問題は「値上げできない」こと

 

では、材料費が上がった分、単価を上げればいいのか。

 

ここに、この業種の難しさがあります。

 

・元請けとの関係

・見積もり競争

・納期との関係

・「前と同じ金額で」という圧力

 

特に個人事業主の場合で、元請けが1つのようなところは、

仕事を切られるリスクの方が大きいため、値上げが簡単にできないですよね。

 

塗装業は「先にお金が出ていく仕事」です

 

また、ここが一番のポイントです。

塗装業では、

・塗料代

・足場代

・外注費

・ガソリン代

が先に出ていきます。

 

一方で入金は、工事完了後(翌月・翌々月)になることが多いのです。

 

つまり、忙しいほど先にお金が減るという構造なのです。

 

天候で、さらに資金繰りが崩れる

 

塗装業は天候にも左右されます。

 

・雨で作業が止まる

・工期が延びる

・次の現場に入れない

 

その結果、入金が遅れる、しかし納期が迫っており臨時の人件費はかかる。

 

つまり、キャッシュが削られるのです。

 

足場代と追加工事で利益が消える

 

さらに、

・足場代が想定より高くなってきている

・下地補修が追加で発生

・人出不足で人件費が高騰

 

こうしたことが重なると、1つの現場の利益がほぼ消えることもあるそうです。

 

こうして、売上はある、現場も動いている、それでも、手元資金が減っていくことになります。

これは、構造的に利益が出ていない状態なのです。

 

個人事業主の場合は生活費も

また、昨今の物価高では、個人の生活費も高騰しています。

その分のコストも高く、子どもの学費などもかさんでくる場合もあることでしょう。

 

まとめ

 

原油高の影響は、運送業だけの問題ではありません。

 

塗装業のように、一見関係なさそうな業種にも、直撃しています。

 

特に個人事業主の場合、

 

材料費の上昇

値上げできない構造

入金の遅れ

が重なり、忙しいのに潰れる状態になりやすいのです。

 

最後に、「まだ仕事があるから大丈夫」、そう思っている段階こそ、

一番危ないタイミングです。

 

当事務所では、

 

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