【相続】その登記、今やらないと子どもが困ります。
今日は8月13日です。お盆の季節、ご親族でご先祖様のことを思い出す機会もあるかと思います。
相続の相談を受けていると、最近かなり増えているのが、
「不動産の名義変更をしていなかった」
というケースです。
特に多いのが、
古い実家
山林
農地
昔の宅地
など、“不動産だけ”が残っているケースです。
「自分の代で整理しておきたい」
相談に来られる方の動機は、実はかなり似ています。
「自分の代で整理しておかないと、子どもたちが大変になる」
これです。
実際、その感覚は正しいです。
なぜなら、放置すると、相続人がどんどん増えるからです。
相続は、時間が経つほど人数が増えます
例えば、祖父の代で止まっている不動産。
そのまま20年、30年経過すると、
子ども
孫
さらにその子ども
へと相続が枝分かれしていきます。
すると、「誰が相続人なのか分からない」という状態になります。
相続人140人というケースもあります
実際、相続人が100人を超えるケースは珍しくありません。
私自身、相続人が140人近くいたケースを見たことがあります。
ご相談に来られた方が司法書士に依頼して親族関係図を持参されていましたが、巻物のようでした。
ここまで増えると、
戸籍を集める
現住所を調べる
連絡を取る
だけで、大きな負担になります。
「戸籍を取るだけ」でお金がかかる
しかも、相続人が増えるほど、取得する戸籍も増えます。
実際には、
戸籍取得費用(当事務所では、手数料は1通2200円プラス実費)
弁護士費用・調査費用
場合によっては現地調査(手紙が届かない場合)
が積み重なります。
1人の戸籍をとるために7通8通の戸籍取得が必要なこともあります。
結果として、
「戸籍を集めるだけで十万円以上」ということもあるのです。
「誰の土地か分からない」が増えている
最近ニュースでもよく出ていますが、
所有者不明土地は全国的に問題になっています。
特に、山林や、農地は、
「誰も欲しくない」ケースが非常に多いのです。
しかし、名義変更をしないまま放置すると、相続人だけが増えていきます。
そして最後には、「もう誰も整理できない」状態になります。
問題は、「手を挙げた人」が負担すること
ここが重要です。
結局、「整理しよう」と思った人が、
これらの手続きや費用を負担することになります。
つまり、
放置した期間が長いほど、
“真面目に動いた人”の負担が増える
のです。
だから、「今の代」でやる意味がある
相続登記は、
「今すぐ困っていないから後でいい」となりがちです。
しかし実際には、後になるほど、人数も費用も手間も増えます。
相続の問題は、放置すると自然に解決するわけではありません。
むしろ、時間が経つほど複雑になります。
「自分の代で整理しておきたい」
そう思って相談に来られる方は、非常に多いです。
当事務所でも、
相続人調査
相続登記前提の整理
古い相続の整理
山林・農地問題
についてご相談をお受けしています。

